指導者
S.C.相模原で選手をしている間も、スクールの指導者をしていました。
スクールの子達を連れて山梨に行くこともありましたよ。

そういえば、ついこの前も山梨に下の世代をつれて試合に行きました。
意外に山梨で練習試合をすることが多いんですよね。

どんなプレイヤーを育てたいかと聞かれると、フィジカル的に優れている選手よりは、上手い選手ですね。
これは自分の好みなんですけどね。

ただ、普通に教えたことをやるだけの選手だと、指導者以上のプレイヤーにはなれないと思うんです。
教えたことを吸収したうえで、さらに自分で考えられるような選手になってくれる指導をしたいですね。

前の東京で担当していた教え子達が、今年で高校になったんです。
青森山田、帝京、桐蔭、ヴェルディユース、流経といった名門から推薦がもらえたんですよ。
嬉しかったですね。

彼らは一生懸命に話を聞いてくれたし、一緒にボールも蹴っていました。
本当にみっちり毎日指導や練習をしていました。

プロを目指すんだったら、自分の特徴を見つけて、もっと膨らませていかないといけないんです。
そういう選手が育ってくれたらうれしいですね。

新たな経験
他にも、日本サッカー協会から声をかけていただいて、夢先生もするようになりました。

夢先生というのは、派遣された元Jリーガーや元スポーツ選手が、実技や座学を通じて「夢を持つことの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などを子供たちに伝えるという、日本サッカー協会が行っている取り組みです。
一年で800教室くらいやっている活動なんです。

前園さんや名波さんみたいな忙しい人達のスケジュールの都合がつかなくなった時にも行くんですよ。
だから、どこへでも派遣される可能性がありますね。
この夢先生で全国各地に行きましたよ。
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